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聞く技術8、どうしたらいいと聞かれたら

2015-03-15

カウンセリングをしているとよく使われる言葉。
「これ、どうしたらいいと思います?」

これには私自身とても苦い経験がある。
まだ、カウンセラーを始めて間もない頃、クライアントに
「どうしたらいいでしょう」と言われた。

真に受けた私は、これはどうですか、あれはどうですかと自分が持っている
知識、経験、想像、すべてを出して全力で答えた。
すると相手は私の提案をことごとく潰してくる。
「それはできないし」「これをするには場所が遠いし・・」などと言ってくるのだ。

もう私の引き出しは尽きた。頭の中ではどうすりゃいいんだよと思っていた。
すると相手が「じゃあ、私が考えてること言ってもいいですか」と来た。
そして2人でその案を検証して修正したりして、それをやってみるということで電話は終わった。

電話を切った後、初めからなぞって考え直してみた。
・よく考えると見ず知らずの私に質問なんてしない。
・こちらの提案を実践をするという私の傲慢さ。
・そして何より、提案する私が上で、相手を弱者として相手を全く尊重しない態度。
それがわかった時の事を思い出すと、今でも恐怖感が襲ってくるほどだ。

「どうしたらいい」の問いに「何か気の利いたこと言わなくちゃ」と焦ったり
「手におえないよ」とひるんだりする必要は全くない。

「どうしたらいい」には「一緒に考えましょう」これに尽きる!(いまのところ)

「答えはすでに持っている」とはよく言われるが、相手は自分ができることは理解している、
でもテンパったり、オロオロしている状態だから、その答えに自信がない。
カウンセラーの仕事はその持っている答えを一緒に検証し、賛同し、応援してあげればいいのだ。

こちらがいくら良かれと思って提案したものではなく、相手が自分で決めた事でないと意味がない。
相手の解決策が危なっかしくても、それでもやるというのなら応援してあげよう。
それこそが私達の仕事だ。

「でも、そんなふうに思えない」と言うあなた。相手を尊重するというところから始めなければいけないかもしれない。

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株式会社 kikiwell
キキウェルメンタルヘルスサービス代表取締役
一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事
菊本裕三
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