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やさしい心理学ー1 マズローの欲求段階説

2014-03-12

人間を行動に駆り立てる原動力として「欲求」が挙げられます。
 
欲求は主に二つに分けられます。
 
「生理的な欲求」
食欲、睡眠欲、性欲など、本能的、根源的な欲求。
生命維持、種族保存の必要性に基づくもの。
 
「社会的な欲求」
尊敬や賞賛、愛情を求める欲求。
対人関係の中で満たされるもの。
 
 
欲求の段階説
 
アメリカの心理学者、マズローは、欲求に関して「発達段階説」を提唱しました。
低次のものからご紹介します。
 
1、生理的欲求
食べたい、眠りたいなど、本能的なもの。
生理的欲求は他の欲求よりも主要なもので、生命維持のため、優先的にあらわれる。
 
2、安全の欲求
自分の身の安全や安心を求めるもの。
良い健康状態、経済的安定、事故防止など、予測可能で秩序ある状態を得ようとする。
 
3、所属と愛の欲求(親和欲求)
自分を受け入れてくれる仲間や集団を求めるもの。
1の生理的欲求と2の安全の欲求が満たされるとあらわれる。
孤独、拒否、追放、無縁状態を恐れ、痛みを感じるのも、この欲求が存在するから。
 
4、承認欲求(自我欲求)
他人から認められたい、尊敬されたい、尊重されたい、というもの。
尊重には2つのレベルがある
 
低次のもの:他者からの尊敬、注目や権利などを得ることで満たされるもの
高次のもの:自己信頼感や自立性を得ることで満たされるもの。
 
つまり、他人からの評価よりも自分自身の評価が重視されています。
この欲求が満たされない時、人は劣等感や無力感を感じやすいといわれています。
 
以上4段階までを「欠乏欲求」といい、これらが満たされないと人は
不安や緊張を感じます。
 
 
5、自己実現の欲求
さて、最後の5段階目は「自己実現の欲求」です。
これは前の4つの段階から、精神的に一歩進んだ段階です。
自分の才能や能力を高めたい、可能性を開発したいなど
人間らしく豊かに成長しようとする欲求です。
自己実現の欲求に動機付けられた欲求を「成長欲求」と言います。
 
 
 
欲求の特徴
 
*人はこれらの欲求が満たされないとき、いわゆる「欲求不満」となります。
 
*人は満たされない欲求があると、それを充足しようとします(欲求満足化行動)。
 
*欲求には優先度があり、低次の欲求が充足されると、より高次のものを求めます。
 
*ある段階の欲求が満たされなくなると、一時的に段階を降りて、
 より低いレベルの欲求を満たしてから、また段階を上がって欲するものです。
 段階は一方通行ではなく、行き来できるものとされています。
 
*最高のレベルである自己実現欲求のみ、一度充足しても、より強く充足させようとします。
 
 
 

マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮定しています。
人間の様々な欲求が原動力となり、この世界を動かしているのかもしれません。
 
(株)kikiwellキキウェルメンタルヘルスサービス 所属カウンセラー
(社)日本ライトカウンセリング協会 理事
あさくらゆかり
 
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