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【連載18】「なんだよ、結局女かよ!」って言っちゃだめ。

2014-05-20

今日は良い質問と悪い質問。

 少し難しくなてきましたね。
質問にも良いものと悪いものがあります。
 
たとえば良い質問と言うのは、会話が広がる質問や相手を褒めるのであれば、
褒める材料を集める質問や、本当に心配なことはなんなのかを探る質問などがあります。
悪い質問はその場限りの質問で、会話が広がるわけでもなく、何の材料も集められない質問。
 
たとえば、相手が仕事でミスをして落ち込んでいるとする、
その場合どのようなミスをしたかは自分からあなたに話してくるから、
そこではあまり質問を挟まないで聞くことに専念しよう。
先日話した相槌を打ちながら真剣に聞こう。
 
一通り話してもらったら、まずそのミスでどのようにまずいのかを聞こう、
すると「取引先に迷惑をかけちゃって先方はカンカンなんだよね」と言ったとする。
ここで聞き手は取引先に怒られるのが怖いのか?と推測してみる。
そして「取引先には謝らなくちゃいけないんだよね?」と言ってみよう、
相手が「相手の会社に出向いていって、担当の部長に謝るんだけど、それはいいんだよ」。
 
ハイここで先の推測は違うことが解りました。
じゃあどこだということで次。
「謝るのは問題無いんだ。会社に行って担当の部長に頭を下げられるお前が
他に何か怖いことでもあるのか?」
と相手を少し持ち上げるような言葉を混ぜつつ真相に近づく質問も同僚のような間柄ならばOKだ。
 
すると「実は今回のミスで一緒にこの話を進めていた山下裕子さん(仮名)の事が
前から好きだったんだけど、すごく冷ややかな目で見られちゃって・・・、
でも100%俺のミスだし・・・、嫌われちゃったよたぶん・・・決定的に・・・。」
 
聞き手は「なんだよ、結局女かよ!!」などと言ってはいけない。彼にとっては大問題なのだ。
恋をしている人とはそういうものだ。
私たちはあまりストレートな質問はしないからもう少し時間はかかるが、
間柄が近いのならばそれもいいと思う。
 
カウンセリングの場合はまず信頼関係を作らなくてはいけないからその分時間がかかる。
実際の現場では女性の場合は割りと時間をかけないでも真相にたどり着くことができるが、
男性は3回ぐらい話さないと本当のことを言ってくれない場合が多い。
 
ここでは途中をかなりすっ飛ばしたが、要は真相に迫っていく質問ができたかと言うことだ。
言い換えれば彼が真相を話してくれたら、聞き手の質問の仕方は良いということになる。
 
ここでの悪い質問は「そのミスでどのくらいの額の損失が出るの?」とか
「お前はどこかに飛ばされちゃうの?」とか彼が言いたいことにたどり着けないのはもちろん
“自分の興味で質問してる”と言うのが決定的にまずい。
この調子だと彼は聞いてもらっているから悪いと思って聞き手の質問に答えるが、
よっぽどでないと真相まで話してくれない。
 
話の入り口では、かなりヘビーなところから入ってきて、
真相は「そんなこと?」と言うのはすごく多い。
でも聞き手にとってはそんなことでも、へこんでる人にとっては大問題なのだ。
 
私事で悪いが先日とても大事にしている釣竿を折った。
車のドアを閉めたときに先のほうをドアに挟んでしまったのだ。
もうそのときは自分の性格を呪った。ちゃんと竿を先に車の中から出して脇に置いて、
それからドアを閉めればいいのに、竿を出すのとドアを閉める動作を
一緒にやるものだからこういうことになる。
考えてみれば、小学生の頃からそうだった・・・。
などと自分を責めるのだ。その人にとっては大事なのだ。
 
質問の話はかなり長くなるから書ききれないから、この辺にしておきます。
なんとなく解っていただければいいです。またの機会に書ければ続きを書きます。
 
キキウェルメンタルヘルスサービス
菊本裕三(2011年9月25日執筆)